お風呂の掃除をしたいけど、洗剤がない!
ずっとお風呂掃除用洗剤を使っているけどあんまり汚れがおちない!
こんな時、なにか代わりのものがあればうれしいですよね?


まずはお風呂用洗剤とは?基本の3種類
お風呂用洗剤は大きく分けて
- 塩素系
- 酸性系
- 中性洗剤
に分類されますが、それぞれ力を発揮する場面が違います。

塩素系
塩素系は一般的には漂白剤であり、カビの黒い汚れを落とすのに力を発揮します。
洗濯機の掃除の記事にもかきましたが、塩素系はカビに対し強力です。
お風呂のカビは黒や赤のものがあります。塩素系で掃除してみましょう。
ただ塩素系は酸素系の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生します。
また体に付着すると皮膚が溶け荒れたりすることもあります。
取り扱いは十分注意しましょう。

酸性系
アルカリ性の汚れに強いのが酸性系の洗剤です。
主に水アカと呼ばれる汚れに力を発揮します。
白っぽい汚れで、浴槽の縁にどれだけ水をかけても一定の形で跡が残る
のを見たことがある人も多いでしょう。
中性洗剤
全体的に使えるのが中性洗剤。
塩素系や酸性系に比べて危険な注意点が少なく安心して気軽に使える洗剤です。
そのかわり、洗浄力は1歩おとる感じです。毎日や週に何回かする簡単な掃除に
活躍してくれそうです。カビの予防にもつながります。
- お風呂の洗剤 基本の3種類
- 黒や赤のカビに強い塩素系漂白剤
- 水アカや皮脂汚れに強い酸性系
- 体に優しく、全体的に使える中性系


お風呂洗剤の代用になるものは?
以上をふまえてお風呂掃除に使える代用洗剤となるものを紹介していきます。
酸性の汚れに強い重曹
重曹は弱アルカリ性で酸性の汚れに強いのが特徴です。
お風呂の酸性の汚れとは 皮脂汚れ、アカ汚れなどのぬめりなんです。
なので床や浴槽の中、シャンプーボトルなどのグッズを掃除するのがおススメです。
また重曹は細かい粒子の集まりです。粒子がスクラブのようにこすりながら
汚れをはがす効果もあります。
ただ、そのため表面を削ってしまう可能性もあり、アルミやフローリングなど
使用しない方がいい場所もあります。
また白っぽい跡が残りやすいのできれいに洗い流すことも重要です。

アルカリ性の汚れに強いクエン酸
クエン酸は酸性でアルカリ性の汚れ相手に力を発揮します。
つまり水アカに強いのです。
200mlくらいの水に少量のクエン酸を溶かし、その液をかけて
スポンジでこすってください。
クエン酸は酸性なので、鉄製のものに長時間付着していると錆びてきます。
しっかり洗い流すようにしてください。

その他代用できるもの
キッチンハイター
まあ、当たり前ですが、塩素系漂白剤として使用できます。
ボディソープ・石鹸
皮脂汚れや湯垢を落とすのに実は効果ありです。

食器用洗剤
中性なのでお風呂場全体に使えます。また界面活性剤が入っているので
水アカや皮脂汚れにも効果ありです。
まとめ
洗剤は用途別に様々な種類がありますが、もともとは一緒なので
基本、お風呂掃除の代用は可能なものが多いです。
浴槽の汚れは酸性である皮脂汚れ、水アカが主な原因ですので
アルカリ性のものなど、特に活躍してくれそうです。
ただ最近のコロナウィルス蔓延の世の中で
殺菌・感染予防という観点から各洗剤やアルコールはきちんと正しく
なるべくそれぞれの用途で使用したほうがいいという専門家の意見も
あります。
家族それぞれ考え方は様々ですので、一応代用ができるものもたくさんあるということを
ふまえて自分たちに合った洗剤選びの参考になればと思います。