洗濯機・洗濯槽掃除につかう洗剤はどれがいい?酸素系・塩素系・重曹それぞれのおススメポイントは?

汚れた洗濯物をキレイにしてくれる洗濯機。さてこの洗濯機をきれいにするのは?

洗濯物に黒い付着物があったりしたら要注意!何年もほっておくとカビがびっしり付いてます。

そんな汚れた洗濯槽で洗われた洗濯物って、、着る気がしないですよね。

今回は洗濯機、洗濯槽の掃除方法とその洗剤の種類を解説します。

そもそも洗濯層は汚れるの?

洗濯機は洗濯用洗剤を入れて動かしているのだからそんなに汚くならないんじゃ?

という風に思う方もいるかもしれません。とんでもない!

洗濯槽は衣服の汚れ、水垢、洗剤の残りかすなどが蓄積してカビが繁殖しやすい状態です。

さらにふたを閉めたりもするので湿気はこもってしまい、余計にカビを繁殖させます。

脱水のための洗濯槽の内側の穴の奥、糸くずネットなどからカビ菌が入り込んで繁殖するのです!

洗濯槽の掃除の基本的な流れ

基本的に洗濯槽掃除用の洗剤を洗濯機に水や温水と共にいれて運転するというのが洗浄方法です。

お手軽なので誰でもやれますよ。

後でも書きますが、洗濯槽を分解して徹底的に掃除しなくてはいけない状態の場合は

プロの業者さんに依頼した方がいいと思います。

自分で掃除する場合は

洗剤を入れて運転する → 浮いてきた汚れを取り除く → またすすぐために運転する

というのが基本的な流れです。

ただ、洗剤の種類によって何回か水を入れ替えて掃除したり、洗剤を入れたまま何時間か置いておかなくてはいけなかったりします。

 

こんなときは 業者さんに頼みましょう

①もう何年間も掃除をしていない

購入して4年も5年もたつけど1回も掃除したことがないという洗濯機は、中に汚れ、カビがびっしりたまっているかもしれません。
これで洗剤を使っても中途半端に汚れが取れて残った汚れが後からちょっとずつ出てくる場合も。
洗濯のたびに汚れが少しずつ出てくると聞くともう鳥肌ものです。

②何回洗濯しても黒い汚れや紐みたいなものが付着してくる

まさに上にも書いたことですが、この状態は早急になんとかしたいことと思われます。
迷わず電話しましょう。

洗濯槽洗剤の種類

洗剤には次のような種類があります。

  • 塩素系クリーナー
  • 酸素系クリーナー
  • 重曹

それぞれどんな特徴があり、どんな場合に選んだらいいかを説明していきます。

塩素系クリーナー

これは効果は最も強力です。強い殺菌力があり、カビ菌をしっかりと分解して除去します。

そして掃除の手間も最もお手軽です。入れて運転するだけで終わりです。

大変すばらしい効果なのですが、その強さのためすすぎ残しなどがあると衣服の色落ち

などが起こる可能性があります。

また大体、塩素系には「危険」表示がありますが、酸性のものとまぜると有毒ガスが発生する

可能性もあります。

酸素系クリーナー

過酸化ナトリウムが原料で、泡の力(発砲力)で汚れをはがします。

塩素系に比べると洗浄効果は薄れますが、それでも高い洗浄能力があります。

洗濯槽にはがれた汚れが浮いてくるので、取り除きすすぎます。

場合によっては何度か繰り返したり、洗剤を水に入れて何時間か放置します。

そのつど、汚れを取り除くという作業が入ってくるので塩素系に比べるとやや手間がかかります。

よって洗濯途中でふたを開けられないタイプの洗濯機には使えない場合もあります。

が、逆にいうとしっかり汚れが落ちるのを確認しながら作業できるという利点があります。

また衣類へのダメージもなく独特の掃除のときの臭いも少ないという長所もそなえています

以前に紹介した紀陽除虫菊の非塩素系洗濯槽クリーナーはこれにあたります。

カビや汚れを一掃!?SNSで話題の非塩素系洗濯槽クリーナーの使い方を解説。

2019年12月12日

重曹

重曹はアルカリ性で酸性の汚れを中和してよく落とし、また消臭効果もあります。

殺菌効果は塩素系や酸素系には劣りますが、環境へのやさしさは一番です。

またコストの面でも安価で大変魅力的です。

途中で汚れが浮いてくるので酸素系と同様、使用できない洗濯機があります。

こまめに洗濯機掃除される方におススメのものです。

また重曹は水に溶けにくい物質ですのでしっかりすすいで溶かさないとこの残りかすが

新たなカビの原因になってしまいます。

まとめ

それぞれの洗剤の特徴をまとめてみました。

塩素系

  • メリット  :  とても強い殺菌力 掃除もお手軽 所要時間も少ない
  • デメリット :  衣類などへのダメージの可能性 酸素系と絶対にまぜない
  • 所要時間  :  約40分

酸素系

  • メリット  :  強い泡の力で洗浄 確認しながら汚れを落とせる  衣類へのダメージが少
  • デメリット :  掃除に手間がかかる 使えない洗濯機もある
  • 所要時間  :  約4~6時間

重曹

  • メリット  :  環境にやさしい コストが一番おとく
  • デメリット :  洗浄力は一番弱い 使えない洗濯機もある
  • 所要時間  :  約4~6時間

以上の特徴をふまえてご自分に合った洗浄を目指してください。
どうしようもなく汚れがたまってて悪臭があってみたいなときはプロの業者さんに
お願いしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA