以前、市販の洗濯用洗剤はコロナウィルスの不活化に効果があるのを
北里大学大村智記念研究所の研究チームが検証したということを
紹介させていただきました。
今回はさらにエタノールの濃度別でのウィルスへの殺菌効果、そして実生活での
洗濯、アルコールの注意点を解説します。
コロナウィルス不活化へ エタノールの最適濃度は?
濃度が10%,30%,50%,70%,90%のエタノールを用意してコロナウィルスとそれぞれの濃度の液に
1分間、10分間の2通りの時間、接触させて不活化の確認の実験を行ったそうです。
驚くべき結果が
10%、30%のエタノールでは1分でも10分でもコロナウィルスの不活化は確認できなかったとのことです。
逆に50%以上のエタノールでは、1分、10分ともに 全ての濃度で不活化が確認できたんです!
つまり 濃度50%以上のエタノールに1分間以上接触すればウィルス対策として有効であるということです。
洗濯用洗剤、エタノール 実生活における注意点

市販の洗剤でも十分に効果がある
市販の洗剤やエタノールの効果を実験した背景には、一時期あった「物が街から消える」「ネットで物価が高騰する」
というのがあったようです。お店の棚からアルコール類が消えていました。
最近は一時ほどではないですが、ネットの買い物は当たり前になってきつつあります。
身近な商品でもコロナウィルスには十分効果があるということを世間に発表したかったということです。
洗剤やエタノールの使用にあたり大事なこと
普通に使えばこうかがあるのが分かりました。説明書をよく読んで分量など正しい使い方をしましょう。
エタノールも50%以下の濃度ではコロナウィルスの不活化は弱まりました。
必要以上に薄めたりせずに、また違う用途で使ったりせずになるべく手洗い用は手洗いに
洗濯用は洗濯に、トイレ用はトイレに、という風にするのが最も効果的にしようできるコツらしいです。
まとめ
コロナウィルスは毎日の生活で気をつけていれば十分防げるウィルスです。手洗い、洗濯など
日常に注意して、マスクなどの新生活様式も加えてこのコロナ禍を乗り切りましょう!!
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