新型コロナの蔓延において ウィルス除去・殺菌が新生活の新たな基準に加わっています。
手洗いや消毒の日常化とともに洗濯もウィルス防止において重要なものとなっています。
そして、「お湯」での洗濯が今注目されいるんです!
お湯はコロナに有効!?
実は洗濯のシーンだけではなく、様々な場面、業種で「お湯」が最近よく取り上げられています。
ホテルやレストランなどでのサ食器洗浄で高温(80度以上)の洗浄を意識的に行っていたり
病院の寝具も高温のお湯のつけ置きをしたりしているところが増えています。
厚生労働省も「病院の寝具は80度で10分間消毒」を推奨していますし、
また80度くらいの熱湯で10分間つけ置きしてから洗濯すると殺菌効果はより高まると
大学のコロナウィルス感染予防対策メンバーが指摘されたりもしています。

お湯を使った洗濯の利点
洗濯機、洗濯物 ニオイの原因は皮脂汚れ
洗濯物のニオイは実は菌が、主に皮脂などのアブラ汚れを取り入れることによって
うまれます。よって衣類についている皮脂をできるだけ落とすのが大切です。
お湯は皮脂汚れを溶かす!! そして洗剤の残りも溶かす!!
水では溶けきれない皮脂汚れをお湯で洗うことによって落とすことができます。
皮脂を残すことによってニオイ、黄ばみのもとになりますのでしっかりと落としたいですね。
また溶けきっていない洗剤もニオイの原因となります。
お湯はやはりこちらにも効果を発揮します。

お湯での洗濯 最適な温度は?
結論から言いますと、最適な温度は
40度です。
いくつか理由はありまして
①洗濯物の素材の痛みやタンパク質性の汚れを考慮して
汚れを落とすということだけで考えると温度は高いほうがいいようですが、
衣類へのダメージリスクが出てきます。また皮脂のアブラ汚れにはいいですが、
タンパク質汚れは固まって落ちにくくなったりします。
②洗濯機の種類によっては高温のお湯を禁止しているものがある
洗濯機によっては「〇度以上のお湯は使わないでください」といった注意のあるものもあります。無理に高温のお湯を入れると故障の原因にもなります。
これは洗濯槽掃除で酸素系クリーナーを使用する時にも気を付けるべき点です。
③お湯にするときの環境負荷
水を熱湯にするときの労力、コスト、エネルギーも全体的に考えるということです。
お湯での洗濯 かしこいやり方
お風呂に1回お湯をはる

浴槽に40度のお湯をはってからそれをホースで洗濯機にくみ取っていくやり方です。
やはり1度に40度のお湯を大量にわかすのはキッチンでは至難の技です。
ただお風呂と洗濯機は近くないという人もいると思います。
週に〇回など周期を決める

毎日ではなく週に2回とか3回とかにすると少し労力の負担は減ります。
洗面台に直接洗濯機のホースをつなぐ

これもそのままですが、お湯のでる蛇口にホースをつなぐやり方です。
長いホースをお持ちであれば比較的、楽かと思います。
温水洗浄可能な洗濯機にする
そもそも洗濯機を温水洗浄ができるものに変えてしまおうということです。
コストは初めかかりますが、後の事を考えると入れるべき選択肢かもしれません。
先にお湯でつけ置きしてから洗う

特に汚れがひどい衣類などがある場合は、先につけ置きするのも1つの手です。
洗濯表示タグをよく見て40度くらいのお湯につけて30分ほど放置しましょう。
場合によっては洗剤を入れてつけ置き洗いしても効果が期待できます。
