最近、メガネをかけている人のマスク着用時のくもりについていろいろと書いてきました。
今回はマスク自体について、おそらく誰もが1度は思ったことがある悩みについて。
マスクってどっちが表?
どうやらちゃんと表裏があって、そしてちゃんと正しいつけ方があるらしいのです。
今回はそのお話。スタート。
まずマスクの役割を理解する
マスクには役割が2つあります。
- 細菌やウイルスや花粉などを自分が吸い込まないようにする
- 自分からでる飛沫を周囲へ拡散しないようにする
そうです。自分が感染リスクを軽減するのはもちろん、周りの人たちに拡散しないようにという役割があるんです。
先にも書いたようにマスクには正しいつけ方があり、そのためにはしっかり表裏、上下を把握する必要があります。
きちんとつけていないと たとえば「○%カット」みたいな効果のあるマスクもその真価を発揮できません。
自分のため、周りの大切な誰かのため、しっかりと表裏確認してマスクをしましょう。

間違ったマスクのつけ方ではこんなことが起こる!
マスクを上下逆や裏返しでつけると起こってしまうこと。それは、、
鼻の上の部分でしっかりフィットしていないためスキマがでてくる
これはもちろん当たり前のことですが、ノーズフィッターのあるマスクなどはまったくこの機能がむだになってしまいます。
ウィルスが入ってくるのはもちろん、メガネの人はメガネがくもりやすくなります。ただでさえマスクがわずらわしいと感じる人が
いるのですから、そこにわずらわしさを増やすことはありません。くもらないためにもきちんとつけましょう。
マスクの特長を体感できない
これも当たり前なのですが、たとえば素材にこだわったマスクがあるとします。表裏反対につけた場合、その素材が感じられますか?
先に書いたスキマが出てくるのも同じような事例ですが、せっかくメーカーが実験を重ねるなどの努力をしてつくったマスクなのですから
正確にその機能を実感しましょう。
ウィルスの飛沫がたまって逃げない!
これはとくに階段式プリーツ型といわれるマスクでよくあることです。正しくつけた場合、プリーツが上から下へ階段状になっていますが表裏を反対につけた場合、下から上へ
階段が伸びることとなりその結果階段のスキマにウィルスの飛沫や花粉などがたまってしまいます。そのまま逃げずにそこにたまったままだとマスクを外したときの感染リスクが
高まります。それだけではなく、周囲の人ともウィルスのたまったマスクで接触することになります。
またプリーツ型のようにマスクにも種類があります。形状によって特徴なども異なってくるのでこちらもよく把握しておくことが大事です。
マスクには種類があり、それぞれ表裏の見分け方がちがう
マスクの形は大きく分けて3つです。
①平型

平型は一般的なガーゼマスクとされています。保湿性と保温性に優れていて天然素材である綿を使用しているものが多いです。安部首相がよくつけているものはこれにあたります。
②プリーツ型

プリーツ型マスクは顔の前の部分にフィットします。前の面の部分がプリーツ状になっているため、マスクをしたまま話をしても、ズレにくいです。圧迫感もありません。
さらにプリーツを上下に広げて使うことで、マスクとクチの間に空間が生まれて、呼吸がラクに行えます。またプリーツには実は2種類あります。
階段式プリーツ
プリーツが上から下へ階段状になっているものです。
オメガ式プリーツ
マスクの中心から上下それぞれに階段がでているものです。
③立体型

立体型マスクはマスク自体が人間の顔の形に合わせてデザインされているため隙間なくピッタリとフィットします。
フィットしつつも口元には空間があるので呼吸やしゃべりの邪魔になりません。
口紅うつりが少ないので女性にウケがいいらしいです。
マスクの表裏の確認の仕方
なんといってもまずパッケージ
メーカー、形状によって確認の仕方は異なります。まずは箱などのパッケージをよく読んで表裏が明記されていないか確かめることが重要です。
当たり前のようで意外とできていないのがこれです。マスクのパッケージはあまり見ないという人、多いんじゃないでしょうか?
マスクに印刷されているイラストやロゴで判断

最近のマスクはワンポイントのロゴやイラスト、文字が入っているおしゃれなものも多くなってきました。もちろんですが、
イラストが入っている方、文字が入っている方、または正しく読める方、これらがほとんどの場合、表です。
プリーツの向き
これは先にもかきましたが、階段式プリーツの場合、プリーツが上から下に階段状になっているのが表です。
そしてオメガ式プリーツは、マスクを広げたときに中央部分が膨らんでいる方が表です。
正確にマスクをつけて感染リスクを落として快適に過ごす
以上、マスクについていろいろとお話させていただきました。早くコロナ収束を願うばかりですが、まだまだマスクとは付き合っていかなくてはならないようです。
ならば逆にもっとマスクのことを知ってしまうのもいいかもしれません。
そしてみなさんが当たり前のように正しく快適にマスクをつけてコロナウィルスもだんだんと減ってもとの世界にもどる事を信じましょう!
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