コロナウィルスの真実

世界中でコロナウィルスが大流行してから半年以上が過ぎました。
一時、落ち着きを見せましたが、11月より国内第3波といわれる感染が
猛威をふるっています。
やはりいろいろな意見、声があがるのはコロナウィルスという未知のウィルスによる情報の
少なさ、不確かさが原因の1つではないかと感じます。できるだけ最新、そして真実の情報を
お届けして少しでもお役に立てればと思います。

コロナウィルス感染者数

12月より国内のコロナ感染者数はうなぎのぼりです。1月中旬までに全国11の都府県で緊急事態宣言が出ました。
医療も逼迫しており、各個人それぞれが再度、重大さを認識しなくてはいけません。

2021,01,17 国内感染者数まとめ
現在感染者
73874人
新規感染者
5759人
死亡者
4524人

 

累計感染者
330610人
退院者
252212人
重症者
972人

国内感染者数 最新

重症化とは

国の定める基準と一部自治体の基準とが異なることで一時話題となりました。
一応、国の定める「重症化」の基準は

  • 集中治療室で治療
  • 人工呼吸器を使用
  • 体外式膜型人工肺を使用

となります。つまりこれに該当していなければ高熱が出ていたとしても
重症化には当たりません。

他の病気の感染者数、死亡者数との比較

コロナウィルス感染時の症状と似ている病気との比較です。

季節インフルエンザ
2018~2019

累計感染者
約1200万人
死亡者
3325人
超過死亡者
約10000人
肺炎

2018死亡者
約95000人
2018誤嚥性肺炎死亡者
約38000人

コロナウィルス感染経路・予防・潜伏期間・症状と経過

感染経路

    • 飛沫感染

感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染します。

    • 接触感染

感染者が手で周りの物に触れてウイルスが付き、別の人がその物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。

    • 空気感染

ウィルスの粒子が空気中を漂い、それを吸い込むことによって感染します。水分が少なく小さな粒子をエアロゾルはより長時間浮遊しているので
感染リスクは高まります。

基本的にヒトからヒト感染で人間にはうつるとされています。
2020年11月
デンマークで突然変異したコロナウィルスが発見され、それらは動物のミンクから人間に感染したのが確認されています。
現段階で詳細は不明ですが、デンマーク政府は開発中のワクチンの効果の弱まる可能性を指摘。
WHOがデンマーク政府と連絡を取り状況の把握にのりだしています。

感染予防

WHOや厚生労働省により推奨されている予防対策です。

  • 手を清潔に保つ。石けんでこまめに手洗い、手指消毒用アルコールで消毒を行う。
  • 咳やくしゃみをする人からの距離を保つ。
  • 対人距離を維持できない場合はマスクを着用する。
  • なるべく自分の目、鼻、口に触らない。
  • 咳やくしゃみをするときは、肘の内側またはティッシュ ペーパーで鼻と口を覆う。
  • 具合が悪いときは自宅にいる。
  • 発熱、咳、呼吸が苦しい場合は、医師の診察を受ける。

またマスク着用に関して

マスクを使うことは、マスクを着用している人から他の人へのウイルスの拡散を防ぐのに役立ちます。
マスクだけでは COVID-19 を防ぐことはできませんので、対人距離の確保と手指衛生の維持を併せて行う必要があります。
地域の保健所の助言に従ってください。

コロナウィルスの生存期間

  • 空気中(エアロゾル)・・・約3時間
  • 胴の表面       ・・・約4時間
  • ダンボール      ・・・1日~2日
  • 金属やステンレス   ・・・2日~3日

何かに付着した場合の方が生存期間が長いことが判明しています。
またその他に分かっていることとして
・紫外線はウィルス死滅に有効。
・摂氏40度以上の環境下ではウィルスは24時間以内に感染力を失う。
・50%以上のアルコール消毒1分以上でウイルスの不活化が確認されている。

衣類のコロナウィルス除去にやはり洗濯が効果的! 市販の洗剤でも十分に消毒できる!

2020年9月17日

エタノールのウィルスへの効果 洗濯・実生活での注意点!

2020年10月5日

潜伏期間

基本1~17日間(多くの場合は5~6日)とされています。

また感染させる危険性が高い期間は発症する2日前から発症後7~10日間程度
とされています。
つまり熱などの症状が現れたときにはその2日前から他人に感染させやすい状態だったということです。

コロナウィルスワクチン・薬

まずコロナの治療薬は大きく2種類に分けられます。
①ウィルス自体の増殖を抑える
②重症化の状態(「サイトカインストーム」や「急性呼吸窮迫症候群(ARDS)」)を改善する

いずれも既存の薬を転用する方向の研究が多いですが、全く新規の薬を開発する動きもあります。


新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID-19】より参照

ウィルスを抑える治療薬

レムデシビル

もともとエボラ出血熱の治療薬として開発されていた抗ウイルス薬。
コロナウイルスを含む一本鎖RNAウイルスに抗ウイルス活性を示します。

5月1日   
米FDA(食品医薬品局)が重症入院患者を対象に緊急時使用許可を与える。

5月4日   
日本政府が特例承認する方針を示し FDAが承認申請。

5月7日   
厚生労働省が承認

10月22日  
FDAも正式に承認

10月8日
販売元のギリアド社が1000人の患者を対象に行った臨床第3相(P3)試験で
プラセボと比較して回復までの期間を5日短縮できたとの発表。

10月16日
WHOがレムデシビルなど4つの薬剤に患者の入院期間や死亡率にはほとんど
影響を与えなかったとする臨床試験の結果を発表

デキソメタゾン

重症感染症や間質性肺炎などの治療薬として承認されているステロイド薬。
イギリスで行われた大規模臨床研究で重症患者の死亡を減少させたと報告されました。
厚生労働省の「診療の手引き」にレムデシビルとともに標準的な治療法として掲載されています。

人工呼吸器を装着したり酸素投与が必要であったりする患者では死亡率を有意に低下させましたが
酸素投与の必要ない患者では効果があまり見られなかったもようです。
米NIHのガイドラインでは人工呼吸器や酸素投与を必要とする患者に対する治療薬として推奨されています。

ファビピラビル(アビガン)

たぶん「アビガン」という名前を1度は耳にしている人も多いと思います。
2014年に日本で承認された抗インフルエンザウイルス薬です。

10月16日 
販売元の富士フイルム富山化学が新型コロナの治療薬として申請。
156人の患者を対象に試験を行い、症状の軽快やウイルスの陰性化を統計学的に有意に早く改善。
安全性上の新たな懸念も認められなかった。

新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスと同じRNAウイルスであり効果の期待がされていました。
ただ動物実験で催奇形性が確認されているため妊婦や妊娠している可能性がある人には使用できず、
妊娠する可能性がある場合は男女ともに避妊を確実に行う必要があります。

重症化の状態に対応する治療薬

コロナウィルスが重症化すると、サイトカインストームと呼ばれる過剰な免疫反応からの重篤な臓器障害や
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)という重度の呼吸不全を起こす可能性があります。
これらの症状は感染者全員に起こるわけではありません。
今回の新型コロナウイルスでも、およそ8割は軽症で経過しています。

サイトカインストームが起こる人特徴は何か、なぜβ-コロナウイルスで起こるのかまだわかっていません。
ただこれを含めて重症化の状態は高齢者や基礎疾患のある人で起こりやすいことが経験的にわかっています。
つまり免疫力が健全であることが重症化しないためには重要であるということです。

ワクチン

ワクチン開発に関して2020年11月より、進行が見られています。

アメリカのファイザー社とドイツのビオンテック社が11月9日、約4万4000人を対象に行っているmRNAワクチン「BNT162b2」のP3試験について、
90%超の予防効果が確認されたと発表しました。つづいて18日には、最終解析で95%の有効性が示されたと発表しました。
そしてファイザー社は11月20日に米国で緊急使用許可を申請しました。
これを受けて米国はクリスマス前にも接種がはじまる可能性があると述べています。

12月2日 英国がファイザー・ビオンテック共同開発のワクチンの使用を承認しました。
7日にも接種がはじまる予定です。

また米モデルナ社も11月30日開発中の新型コロナウイルスワクチンについて
アメリカとヨーロッパで緊急使用許可を同日中に申請すると発表しました。

【ワクチンに関する追記・新ニュース】

米ファイザーと独ビオンテックのmRNAワクチン

2020,12,08 英国での接種開始
2020,12,11 米国で緊急使用許可
2020,12,14 米国で接種開始
※12,18現在 バーレーンやカナダ、シンガポールでも承認を取得

日本の状況

10月29日の発表によると

米国モデルナ社及び武田薬品工業株式会社が新型コロナワクチンの開発に成功した場合、
武田薬品工業株式会社による国内での流通のもと、来年上半期に4000万回分(2000万人分)、
来年第3四半期に1000万回分(500万人分)の合計5000万回分(2500万人分)の供給を受ける契約を
両者と結んだということです。

生産ラインの構築もすすんでおり2020年12月にはそのラインが完成すると報道はされました。

またファイザー・ビオンテックもワクチンの申請を厚生労働省にしており、
開発成功すれば、2021年6月末までに6000万人分のワクチンの供給を受けることで合意しているとのことです。

このほかにも
大阪大とアンジェスが共同開発するDNAワクチンやアストラゼネカとヤンセンファーマが開発するワクチンの臨床などがすでに
始まっていますが、残念ながら現実として海外ほど開発のスピードが早くないのが現状です。
よって海外企業のワクチン購入・連携を開始しました。
 
【ワクチンに関する国内追記・新ニュース】

ワクチン
2020,12,18 ファイザーが厚労省にワクチン承認申請を出す。2021,02までに試験結果をまとめて3月の接種開始を目指す。

ワクチンの接種体制

接種を受けられる場所は単身赴任や入院中の人を除き基本、住民票を登録している市町村とし、
接種を受けるためのクーポンが順次、自宅に届けられます。

そして医療機関・もしくは市町村が定めた公民館や体育館などの施設で接種を受けられます。
もちろんクーポンを持参すれば無料です。

クーポンは高齢者から優先して配られ、基礎疾患がある人も高齢者に続いて接種を受けられます。
同じく優先接種の対象となっている医療従事者には勤務先の医療機関などで接種を受けてもらいます。

ワクチンの中には、冷凍での保管が必要なものもあり、厚生労働省は確保した1万台余りの冷凍庫を
市町村に割り当てるなどして接種に向けた準備を進めることにしています。

ワクチンの接種回数

厚生労働省は

「現時点で、接種回数はわかっていません。現在開発されている新型コロナウイルス感染症のワクチンには
 複数の種類があり、それぞれのワクチンごとに、必要な接種回数の検討が行われています。
 2回接種となる可能性が高いですが、1回接種となる可能性や、3回以上の接種が必要となる可能性もあります。」

と述べています。

PCR検査・抗体検査

PCR検査を受ける場合

・医師の診断により感染の可能性があると判断された方
・帰国者
・濃厚接触者
以上が今、行政や法で定められたPCR検査対象者です。
つらい症状がつづく場合は各自治体にある保健所に症状の相談をしてください。
医師、保健所のどちらかが感染の疑いの判断を下すことが多いです。
また濃厚接触者の疑いがある場合も、「帰国者。接触者相談センター」に
相談することができます。

濃厚接触者

濃厚接触者の定義は距離と時間がポイントです。
・手指消毒なしで感染者と触れ合った
・対面で1m程度の距離で15分以上、話すなどの接触があった
これらが一応、濃厚接触の目安です。目安ですので、例えば時間が15分はいってなかったとか
距離が1mよりちょっとあったとかという問題ではなくあくまでその状況を説明しての保健所の
判断となります。
例えば
マスクを外して対面で15分以内の食事をした場合に濃厚接触とみなされることも
ありますし、マスクをきちんとつけていた状態で同じ空間にある程度いても濃厚接触と
みなされない場合もあります。
ただ、同居している家族の場合はほぼほぼ濃厚接触とみなされます。

例えば会社で感染者がでた場合

保健所に医療機関から感染者の報告がなされた後、保健所から本人への連絡があります。
その際に現状の病状の報告、入院、自宅療養、隔離などの処置の相談に加え、発症前後の
接触状況のヒアリングがあります。
また、会社と保健所が直接状況を話し合い、ヒアリングが行われることもあります。
今は、保健所はどこも激務となっていますので、連絡のある日数、時間などはそのときによって多少異なります。
それらのヒアリングで濃厚接触者と判断された方は検査となります。
濃厚接触者と判断された場合、PCR検査は無症状でも公費で受けることができます。

帰国者

現在、政府は帰国者に対して14日間の待機を要請しています。

すべての帰国者に要請
・入国の次の日から起算して14 日間待機する滞在場所を確保すること
・到着空港から、その滞在場所まで公共交通機関を使用せず、ご家族の車、レンタカー、ハイヤー等の移動する手段を確保すること
(成田空港、羽田空港は 空港周辺ホテルまで検疫のシャトルバスが運行しています。)                        
・入国後に待機する滞在場所と、空港等から移動する手段を検疫所に登録すること

また入国拒否対象地域から帰国された方へは

こちらを要請
・新型コロナウイルスの検査を受けること
・検査結果が出るまで、原則、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で待機すること

その他コロナ関連での質問・わかっていること

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA